6年生とできるTRも残り数回。
今日は、なかなかの雨だったけど、少々無理をして行った。
毎年のことなんだけど、公式戦も終わり、次のステップが近くなると、卒業間近のこの時期は緩くなりがち。
ただ、今年は例年以上に、選手から良い雰囲気を作ってくれるし、心意気を感じる。
「楽しむ」の本質を、最後の最後まで忘れずに体現してくれるその姿はきっと後輩にも伝わる。
今日は、そんな6年生の心に残ればいいなと思い、ある話をした。
プレーの対価にお金をもらわないという部分で、プロじゃない。
でも、サッカーに生きる選手であれば、それがたとえ小学生であろうと、「サッカー選手」だと思っている。
特に、勝利や成長のために、いろいろなものを犠牲にし、志高くプレーするならば尚更そう。
「サッカー選手」として上を目指すならば、大切なことはいくつもある。
その一つが「周りから信頼されること」。
周りっていうのは、指導者、チームメイト、サポーター・・・。
「この選手は外せないな」と、指導者に思わせる。
「この選手と一緒にプレーしたいな」と、チームメイトに思わせる。
「この選手を応援したいな」と、サポーターに思わせる。
じゃあその信頼はどこからやってくるのか?
圧倒的な実力で示すのもひとつだろうし、いくつか方法はあると思う。
「チームに貢献する」のもそのうちのひとつ。
今日話したけど、チームより大切な選手はいない。
どんな実力があっても・・・。
エゴは大切だし、それは選手としての強さ。
じゃあ、チームのために働くのは弱さ?
その能力もまた大きな武器。
「信頼」という名の武器を得てほしい。
そのためには、まず周りを信頼し、チームのためにプレーすることだ。
間違っても、ひとりのためのチームになっちゃいけない。
さて、残りの僅かな期間でまだまだ伝えられることはありそうだ。
大切にしよう。